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2010年03月15日

日本のウルトラライト革命家たち

日本のウルトラライト革命家たち

軽量化だけを取り上げれば、ULHは極端で過激な数字遊びになりかねない。

しかしその核には「自然回帰」という
アウトドア・カルチャー、バックパッキング・カルチャーの原点が
純粋なかたちで在ることを忘れてはいけない。

ハイカーのアンダーグラウンド・カルチャーとして90年代後半に生まれたULH。

その潮流はハイカー自身の手で日本に紹介されてきた。


海外と交流を持ち詳細な翻訳を紹介してきた、
川崎一氏。

彼によりワンポールシェルターやハンモックシェルター、「ジェットボイル」が日本に紹介された。

大畑雅弘氏は、日本ではじめて「ウルトラライトハイキング」というサイトを開設。

エマ=ゲイトウッドの紹介、
海外トレイルの記録や充実したリンク集など、ULHのポータルサイト的意義があった。

歩きの登山をロジカルに追及した加藤英雄氏は、
日本での長距離&長期縦走の方法論を実践により集大成、
その中でレイ・ウェイの意味とその限界について的確な論評をしている。

軽量ギアを自ら使い批評する寺澤英明氏は、
客観的かつ圧倒的な情報量から多くのハイカーに影響を与え、
一つのブログ・スタイルを確立した。


日本の気候における
長期&長距離での実例の不足など、課題もあるが、
自然とつながるシンプルなスタイルとして、
日本のULHは始まったばかりである。




タグ :ULH

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